第3回ONSENガストロノミーウォーキングin藤沢、4月30日開催
藤沢の魅力を、全国に伝えたい
行動規制のないゴールデンウィーク、皆さんはエンジョイされましたか? おおむね好天に恵まれましたが、始まりと終わりがちょっと雨で残念でしたね。
その雨の連休スタートの4月30日(日)、aiccoは第3回ONSENガストロノミーウォーキングin藤沢に行ってきました。今回は舞台裏からのレポートです。
ONSENガストロノミーウォーキングは、食べる(地元グルメ)、巡る(ウォーキング)、浸かる(温泉)を旗印に全国各地で開催されているもの。地元の魅力を全国に発信することを目的に、藤沢でも2021年10月に続き、第3回目として藤の花と地元の歴史をテーマに開催されました。藤は藤沢市の花、市内各所には藤の名所があり、それを巡る「藤ロード」というコースも設定されており、今回はその一部を歩きます。温泉はないので参加者には「銭湯券」を配布します。
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スタート会場は、引地川親水公園。
雨です…。
受付に向け、スタッフが準備を急ぎます。
午前9時前から、藤沢駅、湘南台駅からシャトルバスが到着します。雨模様でしたが、参加者もレインウエアを着て準備万端です。前回はコロナ禍で県内在住者100人限定でしたが、今回全国からの200人の申し込み。蓋を開ければ雨天でもほとんどの人が会場に来ていました。
30人くらいずつの時差スタート。午前中雨の予報も、第1陣が歩き出すころ雨は上がりかけていました。
まずは、親水公園内の藤棚へ。ここには約120mと市内で最も長い藤棚があります。藤色に連なる花の房は見事なのですが、このところの温暖化で開花が早く、早めに設定したこの日でしたが、花が終わりかけ。でも普通の藤より開花が遅い、白い藤が満開でした。藤と地元の歴史を語るのは、地元のボランティア藤倶楽部のメンバー。藤を綺麗に咲かせるには、手間と技術が必要ですが、そんな藤のあれこれを、藤のベテランが各藤ポイントで解説してくれました。
親水公園を出て、やはり藤棚が有名な大庭城址公園を経、地方卸売市場へ。日曜日はお休みですが、この日は特別に一部のお店がオープン。チーズやマグロ丼などの「おつまみ」と、お待ちかね、メルシャン提供のワインの提供も。皆さんちょっと休憩。
ちょっとゆっくりし過ぎかなと思うくらいくつろいだあと、藤沢宿方面を目指して進行。途中たこ焼きをゲットして、白旗神社に。弁慶の藤が有名です。この日のために作られた藤をあしらった上和菓子とお茶で一息。
藤沢宿を辿って遊行寺に。ここの藤も終わりかけていましたが、最後のグルメスポット。和菓子や特大山賊おにぎり、やまゆり牛の焼肉、焼酎も振舞われました。暑くも寒くもなく、まったりタイムです。
ゴールの藤沢市役所芝生広場では、ふじキュンがお出迎え。約7kmの道のりですが、実際に移動した距離はもっと長かったかも。
お疲れ様でした。
このイベント、開催ごとにテーマと開催場所が異なっています。少数の実行委員以外はテーマに沿ったボランティアスタッフと、地元の大学生が中心になって運営されています。大学生も毎年卒業していくので、その都度企画もスタッフも総入れ替え。毎回新しいイベントが立ち上がっているようなもの! 昨年暮れに立ち上がった実行委員会は、ZOOMの会議室を利用したリモート形式で。「初めまして」から始まり、ミーティングを重ねてきました。
募集のチラシも、グルメ提供のお店交渉も、ほぼゼロからのスタート。スタッフ向け藤についての勉強会も開催されました。関わる人間ができることをやる、当日スタッフも、協賛社さんの助けを借りたり、口コミで集めたり。
「参加者には満足してもらえただろうか」「藤の花が終わっていたけど…」イベント自体は無事終了しましたが、フタッフからは早々に、いろんな反省の声が。
「藤沢の魅力を広く知ってもらいたい」人たちが集まって手作りで作り上げられたイベント、荒削りで課題もありすが、地元への思いが詰まっていたようです。次回開催はまだ白紙ですが、多くの市民にも知っていただきたい活動ですね。
ONSENガストロノミーふじさわパートナーズ
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