学内生産の野菜や研究室連携、産学共同の製品を販売
標本がいっぱいの「骨の博物館」も、より利用しやすく
小田急江ノ島線の六会日大前駅にある、日本大学生物資源科学部。付属の小中高も敷地内に擁し、広いキャンパス内では、春にはあちこちで桜も咲き誇っていることでも知られています。
その日大キャンパスで、7月6日(土)、日大マルシェが開催されました。学内で生産された野菜、花、食品加工製品などを、近隣の住民の方を中心に声掛けし、販売を行いました。
「これまでも、大学の畑で獲れた作物等を学内で販売することはあったのですが、ほとんどを学生、教職員が購入し一般の方までは回りませんでした。コロナ禍を経て、市民の方にも本学での取り組みを知ってもらうために、今年からマルシェとしてご提供することになりました」と語るのは、生物資源科学部教授の磯部勝孝先生。午前11時の開催を前に、市民の来場者が続々と訪れ、早くも行列ができているブースもあります。
実習で栽培した野菜ブースでは、ジャガイモ、トマト、キュウリなどを販売。多くの人に行き渡るようにと1人の購入数を制限していました。
また学内の⾷品加⼯実習所で製造されたソーセージなどの肉製品、大学農場で収穫された小麦やミルクを使って作られたパンのほか、各研究室が地域や企業と連携して作られた食品も販売されました。
aiccoでもお馴染みのくらしの⽣物学科小島仁志先生のゼミでも、連携する湘南キクイモの製品を販売。世界3大健康野菜といわれる「キクイモ」の製品にも来場者が集まっていました。
日大マルシェは7月27日(土)にも開催、キッチンカーや子供向けのイベントも行う予定です。さらに継続的な開催も検討しており、次回は12月に予定しているそうです。
日大マルシェの詳細については、以下サイト参照
https://www.brs.nihon-u.ac.jp/news/16672/
こちらも注目、学内、同じ敷地内にある「骨の博物館」。「骨」やさまざまな野生生物の標本や資料展示が行われ、子どもから大人まで生涯教育の場にもなっています。巨大なクジラやウマなどの骨格標本が並ぶ様は圧巻。7月から個人見学については、予約不要で見学ができるようになりました。(入館料不要)。
次回日大マルシェ開催日の7月27日(土)には、小学生とその保護者対象に「夏休み宿題相談会」が行われ、動植物専門の先生方が研究テーマ探しのヒントになるお話をしてくださいます。(参加料無料、事前予約制)マルシェと合わせて、宿題対策で訪れてみても。
夏休み宿題相談会:詳細、申し込みは以下サイトより。
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~museum/event/
ちなみに、骨の博物館は平日月〜金曜日と第1、3土曜日に開館しています。
開館時間、詳細は、骨の博物館HP参照
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~museum/
日本大学生物資源科学部
藤沢市亀井野1866