フリーアナウンサー きたおかまおさんによる、湘南暮らしがもっと楽しくなっちゃうコラム!
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ふらっと横須賀しょうぶ園
412種類のハナショウブがなびく景色
ソメイヨシノの開花がはやいなぁと感じた今年は、庭先のモッコウバラや大きな公園のネモフィラやフジの開花も早めで、あっという間に花の季節が過ぎようとしているけど、1本立する高貴で可憐な「ハナショウブ」の季節はこれから!
今年は5月中旬から下旬あたりに開花をむかえるのではないか?!と想像します。
県内屈指の「横須賀市立しょうぶ園」には今年もなんと14万株のハナショウブの球根が植えられました。
14万株なんて想像できないスケールだけど、筆者が5月上旬に行った写真が以下で、、
7000m2のひろーーーい沼地にひとつひとつ職員さんが手で球根を植え、茎の周りの雑草を取り除く作業も丁寧に行い、沼地の水量等の管理もしっかりチェックしてハナショウブの開花を待つのです。
14万株を種類分けすると、412種類の花が咲くようで、江戸系、肥後系、伊勢系、米国系とおおまかに4分類のハナショウブが楽しめるそうです。
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こんな感じにハナショウブそれぞれに名前がついてて、どんな花が咲くのかワクワクするネーミングから、開花が待ち遠しくてたまりまへん♬そもそも、しょうぶとあやめの違いがよくわらなくて、これはなんやねん?と迷うことありませんか?しょうぶとあやめどちらも漢字で書くと「菖蒲」なのです。
だから、国語のテストではこの漢字の読みをしょうぶと書いてもあやめと書いてもどっちも正解!だけど、花の違いはしょうぶはサトイモ科であやめはアヤメ科と植物分類が大きく違うのと、開花時期もあやめは5月上旬くらいで、しょうぶと若干ズレるため、同時に開花することは少ないのです。
また子どもの日にしょうぶ湯として、あたまにながーーいしょうぶの葉を巻くけど、あのしょうぶからしょうぶの花が咲くのではなく、正確には花のしょうぶはハナショウブというもので、
葉っぱのしょうぶから観賞用に作られた別の品種になります。
ショウブは「勝負」や「尚武」「翔振」などと漢字変換してみても、なにかのチャンスを勝ち取りたい。大きなコトにトライしたい。己れに勝ちたい!など、願掛けとしてもその美しさを愛でたいお花だと思います!
園内はとても広いので、ゆっくり歩けば密も避けられ、とにかく美しいお花に癒されます。
筆者が伺った頃は白フジとかすみ草が満開の時期でそれはそれは甘い香りに包まれた園内でした。
↑しょうぶ園のインスタから拝借したハナショウブが開花した様子。あの広大な土地に412種類のハナショウブがなびく景色をぜひぜひ皆さんにも見てほしいです♬
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