親と子の防災について

<正しい抱っこ紐についての記事はこちら＞

秋分の日を迎えて段々と秋の空気を感じる季節。
段々と夏の疲れも出てくる頃ですね。

食欲の秋、読書の秋ですが

自然災害の出来事は、いつ何が起こるかわかりません。
「備え」あればの秋のシーズン。

もしもの時にもとにかくこの子を自分の体からは離さないように・・・と
「おんぶひもとさらし」は常に防災グッズと共に常備してました。

「おんぶ」の利点は、
手が空くので非常に日常家事の時に生活しやすく、
子どもも大人も背中で温もりを感じ
おぶされながら肩越しから大人がしていることを目にして過ごせます。

そして防災の時に我が子を背負ったまま逃げやすいと感じていました。

幼子暮らしの防災を考えるとき、阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かして、全国で講演活動をされている「あんどうりす」さんのお話を思い出します。

アウトドアスキルは「子育て」にも「防災」にも役立つ知恵が豊富であるという視点で、防災品を家にあるもので代用できる知恵などを教えていただきました。
生活の中で普段からの知恵が防災にもつながっていくのです。

普段使っているバッグに備えてほしい、いのちを守る5点。

普段使用のバッグを防災仕様に！命を守る５点

➀スマートフォン・携帯（緊急地震速報受信できることが最大理由）必ず防災アプリいれておきましょう！

②ホイッスル　　災害時の救出してもらいたい時に有効
軽く吹いても大きな音が出るもの、中に玉が入っていない・壊れないものを選びましょう。

③LEDライト　
ひかり。電球型懐中電灯はNG。ヘッドランプがおすすめです。

④マルチツールのようなもの（ピンセッット・はさみ・小さなナイフなど収納納されているツール）

⑤ラストは「知恵のある自分自身」

では質問です。
Q.「はさみがあれば、レジ袋でおむつが作れますか？」

thinking time・・・・・

作り方を知っていても材料がなければ作れないオムツ。
オムツの「仕組み」を知っているかどうかがポイントになります。
オムツの外側は防水素材。内側は吸水素材。
外側はポリエチレンなどの防水素材を探せばいい！
（レジ袋・ポリエチレンの手袋・ラップ・ポケットティッシュの外袋・撥水のガムテープなど）
これは生理用品も同じ仕組みです。震災の時は生理用品もオムツも被災地への物品で必要不可欠でしたね。

５番目の「知恵ある自分自身」は子育てにおいても大事なことですね！
マニュアルのようにいかない子育てや防災。そのとき咄嗟に身近なモノで代用できる知恵を生み出すには、「仕組み」を知っておくこと。
人間の知恵は限りなく自分自身で生み出せる力をもっています！
子ども達のいのちを守る大人こそ、この知恵をたくさん編み出していきませんか？

日頃から「知恵ある自分自身」目指しましょう！

◆「あんどうりすさんの防災・減災リス便り」https://andorisu.jimdofree.com/
◆著者あんどうりす　親健新聞社
家族の笑顔を守る暮らしの知恵「りすの四季だより」

ーーー筆写紹介ーーー
宗藤純子（むねとうじゅんこ）

藤沢市在住30年。都内私立幼稚園教諭・主任9年を経て保育士・認定子育てｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰとして乳幼児期から思春期までのこども・家庭教育・支援に約25年以上従事。親子ふれあい遊びや絵本通じて肌と心へのタッチ、子どもはひとりの人であることを伝え続ける。Child woman family　Supporter

・地域での子育ち親育ち支援サークルと母親のエンパワーによる親子活動・3歳児保育活動等長年主宰し、切れめないつながりと支援を継続。2010年「神奈川県かながわ子育て支援大賞・奨励賞」授与。

・鎌倉市の産科診療所開設当初より、外部講師として「こんにちは赤ちゃん」事業に携わり、産前産後から思春期。女性・更年期講座等約１１年。

・「子育ては個（性）育て。己育て」を軸に行政・PTA家庭教育・子育て支援者向け講演、2009年より教育現場・思春期講座等で、年齢に応じた「いのちのおはなし」や保護者向け勉強会など講演講座も多岐にわたり多数。

・保育者のための雑誌「POT」あそびﾊﾟｰｸ012寄稿担当や保育・教育を学ぶ短大大学で客員講師として講演。2019年度より現在、非常勤講師として帝京短期大学『乳児保育』担当。

・株式会社OfficeLadybird代表取締役

Web サイト: http://junkomuneto.com
メール：ｍomopiyo.love@gmail.com
◆子育ての会ﾍﾞﾋﾞｰぴよぴよ012連絡帳
https://ameblo.jp/piyopiyostaff/

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