湘南ママたちから絶大な人気と信頼を誇る、認定子育てアドバイザーの宗藤純子先生の子育てコラムです。
今回はいつも使っている抱っこ紐について。目から鱗のお話の数々!必見です!!
第3話 幼子との暮らし~抱っこ・おんぶ。災害の時も!
正しいおんぶ紐のこと 〜パパが使った抱っこ紐の長さのままママも使っていませんか?〜
「抱っこ・おんぶ」は、愛着(アタッチメント)形成においてもスキンtoスキンで乳幼児期に大切なことです。
また、初めての育児、幼子育てのママたちの手助けになるのがこうしたおんぶひもや抱っこひもです。
そこでぜひ、抱っこ・おんぶしている間も必ず赤ちゃんに声をかけてあげてくださいね。
赤ちゃんはちゃーんと聞いてますから!
サークルの3歳児のお子さんも上手に赤ちゃん人形をおんぶしています。
大人の姿を見ているのでしょうね。ほほえましい!
ただ、近頃気になるのが、抱っこやおんぶされている赤ちゃんの位置です。
現在のママ達の抱っこ紐は海外製のカタチのある抱っこひもグッズ使用が多いと思いますが、
全般的に「抱っこ、おんぶ」されている赤ちゃん達の位置が低いようです。
ポイントは
おんぶされている赤ちゃんの顔が、お母さんの肩越しに前を見られるか、
抱っこされている赤ちゃんのおでこにキスができるか、
を目安にしてください。
おんぶされている赤ちゃんの頭の位置が低いと顔がママの背中に当たり、視野が遮られます。
その上、ママの腰にも負担がきます。
子どものお顔はママの肩越しにあると先ほども述べたように、親子のコミュニケーションもたいせつにとれますよ!
サークルのママ達のおんぶの位置が毎度気になり・・お節介おばさんで調節してます(笑)
そして、「おんぶ」は小さい頃からされ慣れていないと、大人の背中や首にしがみつけない子ども達もいます。
男女共有できるモノはパパが使用した後、調節せずにママが使用すると位置は完全に低くなるのでその都度、身体に合わせてくださいね。
それぞれの生活や用途、そしてご自身の体型にあった「抱っこひもやおんぶひも」が見つかるとよいですね。
「抱っこやおんぶ」のスキルはアウトドア用リュックの仕組みと同じで、重心を上にして、揺らさないことが大きなポイント!
肩や腰のストラップの調整をすると赤ちゃんの位置や密着も変わり、
大人もカラダで感じる感覚も負担なく軽く感じれるようになります。
赤ちゃんと密着するタイプのだっこひもやおんぶひもを普段から使用できるといいですね。
抱っことおんぶのスキルのすすめ!
ズバリ!さらしや兵児帯での抱っこやおんぶスキルを知ろう!
昨今、抱っこやおんぶで「ベビーウェアリング」という、赤ちゃんを「身にまとう」という意の言葉をよく耳にするようになったと思います。
市販グッズも種類も豊富ですよね。
大事な点は、赤ちゃんの身体の発達に負担をかけず、赤ちゃんが心地よく抱かれ、抱く人のカラダにも負担なく抱っこしたりおんぶできること!
ベビーカーでの避難は、がれきなどで逃げられないので、
兵児帯(へこおび)、昔ながらのさらしなど布製のもので使いかたを憶えると防災に役立ちます。
昨今、使用見本の兵児帯とスリング☟
子連れの防災について<続きはこちら>