江の島縁起モチーフ、1000の灯籠と夢の空間演出
サムエル・コッキング苑で幻のリュウゼツランも開花
本格的な夏が来ました。
連日猛暑日の連続で、暑いですね!
そんな時には、涼を求めて…今年も始まりました、江の島灯籠2024。
7月20日(土)から8月31日(土)まで、江島神社、サムエル・コッキング苑ほか、島内各所に、江の島縁起をモチーフにした大小1000基の灯籠が灯されます。
さらに江島神社瑞心門から辺津宮を舞台に、世界各地で空間デザイン・演出を手掛けるクリエイティブチームVELVETA DESIGNによる「光の絵巻」 が繰り広げられます。
そして、この夏の江の島にはもう一つの見どころが。
今年各所で開花が相次ぎ話題になっている、リュウゼツランが、江の島灯籠の開始に合わせるように花を咲かせているというのです。
リュウゼツランは、龍の舌に例えられるようなトゲトゲのある長い葉が特徴の、熱帯産の植物。割とあちこちで見かけるものですが、滅多に花が咲かず、数十年に一度開花すると枯れてしまうといいます。最近の温暖化で開花の年数が早まったなんてこともとか。またメキシコの酒テキーラは、リュウゼツランの一種が原料になっているそうです。
江の島サムエル・コッキング苑内にあるリュウゼツランは、2008年にも開花した株があったそうですが、せっかくなのでこちらも見てきました。
江の島キャンドルの手前あたりにリュウゼツランの植え込みが。いくつかある株のうち、空に向けて長―く花径を伸ばしているのが2本。細長い筒状が束になった花が下の方から咲き始めています。高さ数メートル、見上げる形ですが、ふと足もとを見ると、花径だけ地面から伸びているようなものが2本ほど、こちらは間近で花を見ることができます。(撮影日は7月23日(火))
灯籠の点灯は18時。まだ日没には間があり、待つことしばし。
相模湾に太陽が沈みかけるころから、灯籠の輝きが際立ってきました。
暗くなるにつれて、来場者が増えてきます。浴衣や甚平を着た人も目立つようです。
17回目を迎えた江の島灯籠ですが、昨年11月に「関東三大夜灯(よあかり)に認定されたこともあり、今年はより美しくバージョンアップされたということ。写真だけではお伝えしきれないので、こちらもぜひ、実物をご覧になってください。
<江の島灯籠2024>
開催期間:7月20日(土)〜8月31日(土)(雨天・荒天中止)
点灯時間:18:00〜20:30
土日祝および 8月12日(月・振休)~16日(金)は 18:00〜21:00
江の島サムエル・コッキング苑:17時以降出場 大人 500円/小人 250円
詳細はHP参照
https://enoshima-seacandle.com/event/enoshimatourou/