こんにちは!
aicco編集部食いしん坊ライターのかてろんです!
突然ですが皆さん、「お出かけ」最近していますか?
自転車や徒歩でちょっとお買い物に行くのもいいですが、たまにはちょこっとだけ足を伸ばして、お出かけ気分を味わいたいですよね。
とはいえ、今遠くの場所や都心に行くのは不安……。
そこで、今回はこんな提案をしていきたいと思います!
皆さん、最近「となりまち」って、行ってますか?
遠すぎず、近所すぎない場所、それがとなりまちです。
この記事では、そんなちょうどいい距離、ちょうどいい場所を紹介していく予定です。
それでは早速、今回の「となりまちっこ」に選ばせていただいたのは……。
【藤沢市:菖蒲沢】7325COFFEE(なみにここーひー)
車で来る方も安心の駐車場は六台まで止められます!
また自転車用駐輪スペースもあるので、自転車で来るのもいいかもしれませんね。
7325COFFEEは「自然との共生」をテーマにした、「古民家世界観」のカフェです。
「古民家カフェ」じゃないの?という声が聞こえるようです。
ですが、7325COFFEEはただの古民家カフェではありません。
決して広くはありませんが、この一角に広がる独特の「7325世界」は一見の価値ありです!
さて、気になるのはそのメニュー。
7325コーヒーでは、バリスタである亀井雄介さんの入れるコーヒー、元パン屋さんの里美さんが作るパンとお菓子をいただけます。
今回注文したのは、期間限定のコーヒー「イルガチャフィー・ブナブナ」とリュスティック、南国クッキーとSOYビスケットです。
皆さんは、コーヒーに「果汁感」を感じたことはおありでしょうか。
私はこのコーヒーで初めてそれを感じ取れました。
香りが芳醇なこともありますが、何より口当たりが爽やかで、ワインを飲んでいるかと錯覚するほどです。
リュスティックと交互に飲むと、バターとパンの香りが合わさってより豊かな香りが楽しめます。
そして、お菓子の素朴な甘味が、忘れていた味覚を呼び起こしてくれます。
ここで飲むコーヒーは、時間の流れをゆっくりにしてくれているようでした。
7325COFFEEの名前の由来は、「津波のような大災害が起こらず、波がニコッとするように」という願いから来ているとのことなので、そんな願いの優しさがこの空間をゆったりとさせているのかもしれませんね。
最後に、店主の亀井ご夫妻に少しだけお話をお伺いしました!
お二人が湘南に移住してきたとき、感じたことがあったといいます。
(里美さん)ゴミへの意識が違うな、って思ったんですよね。
(かてろん)ゴミ、ですか?
(里美さん)海や川が近いと、いろんなものが流れ着くじゃないですか? だからか、環境に配慮してる人が多いなって感じましたね。
(かてろん)なるほど、確かに日常的に目にする機会は多いですね。
(里美さん)だから、元々の考えもあったんですけど、ここにきてからはより環境問題を強く意識するようになって……今の野望は、「藤沢の自然を守る」ことです(笑)
そう明るく話してくれた里美さん。
7325COFFEEでは、環境に配慮された色々な取り組みを見ることができます。
テイクアウト用の間伐材カップや、流しても水を汚さない洗剤、コーヒー豆の計り売りなど。
そして、そのこだわりは敷地内にも見て取れます。
芝生に覆われた地面は管理が大変ですが、コンクリートのような熱を発しないし、怪我もしにくい。
緑がいっぱいのこの一角は、おしゃれなだけでなく、お二人の理想が形になったものでした。
その敷地を案内する雄介さんは、どこか嬉しそうな表情でお話をしてくれます。
(雄介さん)実は、庭の一角でコーヒー豆を育てているんですよ。
(かてろん)これ、コーヒーだったんですか! 初めて見ました(笑)
(雄介さん)こんなに大きいものはなかなかないと思います。
優しくコーヒーの木を見つめるその目には、商品以上の慈しみを持ってコーヒーへ接する、雄介さんの美しい心が映っているようでした。
そんな、環境への穏やかですが熱い情熱を持ったお二人が切り盛りするお店、7325COFFEE。
コーヒーとパン、お菓子の芳醇な香りに、あなたも包まれてみませんか?
【7325COFFEE】(なみにここーひー)
定休日・土、日、水曜日
営業時間・AM10:00〜PM16:00
住所・〒252-0823 神奈川県藤沢市菖蒲沢1129−1
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