学びも遊びも超充実!森村学園初等部に行ってきました!
aiccoが今回お邪魔したのは、森村学園初等部(横浜市緑区)さんです。
取材当日も朝露の心地よい香りが学校周りの新緑から漂っていましたよ!
思わず、「ここは学校の中なの?」と驚いてしまうような大自然が身近にある環境です。
「おはようございます!」
森村学園の元教諭の作品という優しいタッチの壁画が昇降口で出迎えてくれました!
それではさっそく、小学校の中へ行ってみましょう!
森村学園初等部ってどんなとこ?
森村学園は横浜市緑区にある、私立学校です。
総面積81,587㎡(!)という広い敷地内に幼小中高があります。
中でも初等部は森に隣接した場所にあり、自然とのふれあいを身近に感じながら学べるようになっています。
取材に伺ったこの日も休み時間には子どもたちの楽しそうな声が森に響いていました!
一方で、2020年に創立110周年を迎えた伝統校でありながら、
ICT教育や言語技術など、時代の先端をいく授業も行っています。
制服は女子はセーラー、男子は詰め襟・半ズボンです。
普段学校内では校内着で過ごします。これなら、休み時間にも思いっきり遊べますね。
しっかり学び、とことん遊ぶ ってなに?
子ども時代は将来の可能性を広げるための大切な基礎づくり。
「学び」から新しい発想を生み出し、「遊び」は好奇心や探究心を育みます。
社会性を養う場として両方が大切、という考えのもと、
森村学園では一人ひとりの学校生活をサポートしてくれています。
森村学園をのぞいてきました!
特徴的なカリキュラム
ICT教育、言語技術、英語教育 が森村学園初等部の教育の3本柱です
ICT教育
専門教諭によるICT授業は3年生から。
この日はアプリを使ってのプログラミング授業を行なっていました。
「どうしたらボールが動くかな?」という課題に
みんな真剣にタブレットを操作していました。集中力がすごいです!!
算数や社会といった一般教科でもタブレットを1人一台使用して、発表や調べ学習、制作などに活用しています。
panasonic社主催の世界的映像コンテストには毎年参加し、優勝など優秀な成績を収めているんだとか!!
言語技術
同校は「言語技術」の授業をカリキュラム取り入れている日本でも数少ない学校です。
言語技術(Langage arts)世界の多くの国々で実施されている言語教育のことです。母語(日本語)を、単なる国語ではなく「ことば」を体系的に学ぶ新しいカリキュラムです。
具体的には、
低学年では読み聞かせを中心に、物語や絵の分析を通して「ことば」を正確に理解することを学びます。
中学年では、文章を書く前に「ことば」のマッピングを行い、文章の構造を身につけます。
高学年では再話などを通して、パラグラフを的確に組み立て、さらに書く力を伸ばしていきます。
「何を聞きとるのか」という聞く力や、
「何を自分らしく書くのか」という書く力、
「相手に伝わりやすい」という伝え方、が養われるのだそう。スピーチや小論文を書く際などにも非常に役に立つのだそう!
大人でも意外にできていない「言語技術」。
全ての科目につながることはもちろん、社会人になっても必要とされる技術ですね!
英語
1年生から始まる英語の授業はネイティブの先生による活きた授業です。
この日は5年生の英語の授業です。1クラスを二つに分け、少人数で授業を行なっていました。
楽しいアクティビティを中心に「読む、聞く、話す、書く」の4技能をまんべんなく学べるよう、カリキュラムの開発に力を入れているのだそう。
「英語を学ぶ」のではなく、「英語で英語を学ぶ」という印象の授業でした!
休み時間は森で思いっきり遊ぼう
学びも本格的なら遊びも本格的なのが、森村学園。
休み時間になると、森村っ子は校舎に隣接した森で思いっきり遊びます。
ここでみんなで鬼ごっこをするのだとか!自然の中で体を動かすことで、バランス感覚や瞬発力などが身につきます。
自然の中だから見つけられる発見や感動。
日々の学校生活で当たり前に経験できるなんて、今の時代、なんとも贅沢なことですね!
美味しくて嬉しい給食
昼食は校内の給食室で調理された給食です。
温かくて美味しい給食は子どもたちに大人気だそうです!
私立小はお弁当の学校が多い中で、給食というのは保護者からも喜ばれているでしょうね!
登下校は本を読もう
こちらは図書室。豊富な蔵書で、どの本を選ぶか迷ってしまいます。
そんな時はここのコーナー。
「どうぞの本」コーナーです。
自分が読んだ本の中で、”誰かにおすすめしたい本”を置くコーナーです。
ここから本を手に取った人はまた別の本をオススメで置いていくシステム。人気のコーナーなのだそうですよ!本のリレーのようですね。
初等部の子どもたちは本が大好き。登下校の時間は本を読むという習慣になっているのだそうです。
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いかがでしたか?
学びも本気、遊びも本気。
それらは人を思いやり、自分で考え、自ら伸びる心が育つようにと、
綿密な指導計画や教材研究の積み重ねによるもの。
学校側としてしっかりとサポートしてくれる、森村学園初等部。
森村学園の公開行事に参加してみませんか?