江戸往時の浮世絵、出版文化が目で見て分かる
見どころ解説やワークショップも
2025年、新年明けましておめでとうございます。
tsutayaten1月最初の日曜日、5日からスタートした今年のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」、ご覧になった方も多いでしょう。
横浜流星さん演じる蔦屋重三郎は、江戸中期から後期にかけて、浮世絵や文学作品を発行する「版元」として活動、時代の文化発信を担った人物。曲亭馬琴、喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽など、現代でも名の知れている作家、浮世絵師の作品も、彼が版元になって発行されています。あのブックショップTSUTAYAの名称も、蔦屋重三郎にちなんだとか(諸説あるみたいですが)。
そんな中、藤沢市藤澤浮世絵舘(辻堂・ココテラス湘南7階)では、蔦屋重三郎が関わった出版物を始め、当時の出版文化の様子がわかる資料展示が行われています。
藤沢は東海道五十三次6番目の宿場町であり、また江の島など江戸時代にも人気の観光地であったことから、浮世絵の題材にも多く選ばれている土地。当時の出版がどのような形で行われていたかを実際に見ることで、大河ドラマもより楽しめそう。
学芸員さんによる解説や浮世絵作成の体験会も行っています。
<「藤沢と江戸の出版事情~蔦屋重三郎と絵師たち~」展>
開催期間:2月24日(月振)まで
開館時間:午前10時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は翌平日)
入館料無料
<関連行事>
(1)学芸員によるみどころ解説
日時:2月1日(土)午前11時~11時30分・午後3時~3時30分
定員:各回30人(各回同一内容。事前申込み不要、当日先着順)
(2)ワークショップ「木版画入門」
日時:2月9日(日)、2月11日(火祝)午後2時~4時30分(両日とも)
全2回で両日とも参加が必要です。
定員:12人(申込み先着順)
(3)浮世絵すり体験
日時:会期中の毎週日曜日
午後1時~5時(申込み不要)
藤沢市藤澤浮世絵舘
藤沢市辻堂神台二丁目2番2号 ココテラス湘南7階
TEL:0466-33-0111
https://fujisawa-ukiyoekan.net/f/home/
また同時開催の関連展示として「番場コレクション展 未来へつなげる浮世絵と郷土愛」を、藤沢市民ギャラリーにて行います。合わせてどうぞ。
<展示会詳細>
会期:1月21日(火)~3月9日(日)
会場:藤沢市民ギャラリー常設展示室(藤沢市南藤沢21-1 ODAKYU湘南GATE6階)
開館時間:平日 午前10時~午後8時
土日祝 午前10時~午後6時
休館日:2月10日(月)※南市民図書館と同じ
<関連行事>
学芸員によるみどころ解説(申込不要)【定員各回20人】
日時:2月9日(日)午前11時~11時30分・午後3時~3時30分
場所:藤沢市南市民図書館 第1会議室
定員:各回20人(各回同一内容。事前申込み不要、当日先着順)
詳細は、下記サイト参照
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bunkazai/press/20241217ukiyoekan-tsutaya.html