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【はぐくむ・つながる・こどもとおとな】第29話「じぶんの龍を育てよう」
2024.01.28 #はぐくむ・つながる・こどもとおとな #子育て
湘南ママたちから絶大な人気と信頼を誇る、認定子育てアドバイザーの宗藤純子先生の子育てコラムです。今回は、藤沢にもゆかりのある「龍」についてのお話です。
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能登半島沖で起きた地震で被災された方々の現状は心身共に大変な状況の様子が伝わってきます。被災された方々、お身内お知り合いのご家族の皆様に心からのお見舞いを申し上げます。一日も早く、温かい住環境と心安らぐ日々が戻るようお祈りするとともに、遠くからでもできる支援をしていきたいと思います。こうした時に、こころのケアは大切です。
子どもたちにとっては、尚更のこと。今回のことを受けて直ぐに、山口有紗先生(小児科専門医、子どものこころ専門医、公衆衛生学修士)中心に今回のことを受けてショートバージョンがまとめられ発信された大切な内容をシェアいたします。
https://docs.google.com/document/d/1OJE-5cpqFTnWCHH1M-9RxkrYsIGfoqcKktnq6JACXLc/mobilebasic
辰(龍)年である2024年が幕を開けしましたが、世界に目を向けると自国を、「龍の国」と称し大切にされている人々が住んでいる国があります。「幸せの国」と他国からもいわれる南アジアの国・ブータンです。物質的な豊かさを示すGNP(国民総生産)に対し、国民の内面的な幸福度であるGNH(国民総幸福度)を高めることを推奨するこの国の国旗には「雷龍」が描かれています。
今回の地震から津波による忘れてはならない震災が2011年3月の東日本震災ですが、ブータン王国のワンチュク国王は、東日本大震災慰問にどの国よりもいち早く訪れ、わずか6日間の滞在で被災された方々に想いを寄り添う行動や言葉を伝えられました。当時、特に鎮魂の祈りを捧げるために訪れた福島の小学校の子どもたちを前にお話された「龍」にまつわるスピーチが、人々の心を打ち、 聞いた人に希望をもたらすと。
このお話はのちに、通訳として同行されていたペマ・ギャルポ氏が来日中のご様子を振り返り1冊の本にまとめられています。
あの時、多くの子どもたちが、誰かしら近しい人を亡くされたり
仮説住宅で暮らしていた子どもたち……
ワンチュク国王が伝えたかったことはなんだったのでしょう…….
自分の”龍”を育てよう
『皆さんは、龍を見たことがありますか?
私はあります。王妃もありますね。
龍は何を食べて大きくなるのか知っていますか?
龍は、経験を食べて大きく成長していくのですよ。
私たち一人ひとりの中に「人格」という名の龍が存在しているのです。
その龍は、年を取り、経験を食べるほど、強く、大きく、なっていきます。
人は、経験を糧にして、強くなることができるのです。
そして何よりも大切なことは、自分の龍を鍛えて、
きちんとコントロールすることです。
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『ワンチュク国王から教わったこと』PHP研究所
著者:ペマ・ギャルポ
被災という経験をした子どもたちを励ますために、国王は
子ども達みんなのなかにある「情熱」や「夢」を龍に喩えて
話されたのだそうです。国王のお話される心のなかのドラゴン(龍)
そして、そのドラゴンが食べているのが「経験」だというお話。
体験から身につく知恵が大切であるということ……
さて、ワンチュク国王のスピーチから2019年12月に日本で出版された
絵本に「ちび龍」も、経験や体験から心のなかにいる
あなたの龍の話
「ちび龍」作: 工藤 直子 絵: あべ 弘士 出版社: 童心社
小さなつぶからうまれたちび竜は、水たまりからとびたち、
いろいろな生き物に出会い、たくさん経験していく。
たくさんのともだちに出会って、
風や水や土となかよくなった。
どんどんでかくなっていったちび竜
見えないほどのチビチビから
宇宙をつつむデカデカまで
どんなすがたも ぼくである。どんなしごとも ぼくはやる。
ぼくはどこにでもいる なににでも なる。
そしてかならず きみの こころの なかにも いる!
工藤直子氏の壮大な物語と、あべ 弘士氏の迫力ある絵について
作者お2人が作品への思いを寄せた記事はコチラから
(doshinsha.co.jp)
みなさんのお子さんたちの心のなかの龍も、多くの経験から
育てていける辰年となりますようお祈りいたします。
特に藤沢市は守られている地でもあります。龍の国とも言われる日本。
豊かな水に恵まれた国であり、水を司る龍神様が全国に鎮座され、
藤沢市にも「龍神伝説」が伝わる江島神社があります。
江島神社の龍宮は、富士山に直通する龍穴であり江の島の神聖な場所です。
また、富士山のエネルギー流れる龍脈とつながる洞窟「岩屋本宮」は
大地のエネルギーが噴出する場所。近くに住まわれていても、洞窟まで
足を運ばれていない方もおられるので、今年は是非!洞窟の龍の住まわれる処へいかれてみてください。今を大切に日々、備えであれ子どもとの日常においても心寄せてできることをしていきましょう。
親子活動2024年度「ももっこ」説明会日程
親子サークル「ももっこ」では来年度のメンバーを募集しています
対象【2021年4月~2022年8月生まれ】
おともだちと保護者です。
説明会、見学会の参加申込お待ちしています。
お申込み/問い合わせ
momopiyo@baby.nifty.jp
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2024年度説明会;2024年2月6日(火)
9時50分集合 10時~11時 文化活動室
見学会&メンバー交流 11時~12時15分(途中退場OK)ホール
※ももっこについてはこちらを
鵠沼親子自主活動サークル|ももっこ – 宗藤純子のPower of Love (junkomuneto.com)
ーーー筆者紹介ーーー 宗藤純子(むねとうじゅんこ)
藤沢市在住30年。都内私立幼稚園教諭・主任9年を経て保育士・認定子育てアドバイザーとして乳幼児期から思春期までのこども・家庭教育・支援に約25年以上従事。親子ふれあい遊びや絵本通じて肌と心へのタッチ、子どもはひとりの人であることを伝え続ける。
・地域での子育ち親育ち支援サークルと母親のエンパワーによる親子活動・3歳児保育活動等長年主宰し、切れめないつながりと支援を継続。2010年「神奈川県かながわ子育て支援大賞・奨励賞」授与。
・鎌倉市産科診療所「ティアラかまくら」開設当初より閉院まで12年間、外部講師として「こんにちは赤ちゃん」事業、産前産後から思春期。女性・更年期講座等携わる。
・「子育ては個(性)育て。己育て」人間教育を軸に行政・PTA家庭教育・子育て支援者向け講演、教育現場・思春期講座等で、保護者向け勉強会など講演講座も多岐にわたり多数。
幼小中学生、年齢に応じた「いのち・こころ・からだ」を子ども達に伝え、対話を継続中
・保育者向け雑誌「POT」あそびパーク012寄稿担当や保育・教育を学ぶ短大大学で客員講師として講演。2019年度より非常勤講師として帝京短期大学『乳児保育』担当。
・株式会社OfficeLadybird代表取締役
◆Web サイト: http://junkomuneto.com
連絡先:momopiyo.love@gmail.com
◆子育ての会ベビーぴよぴよ012連絡帳
https://ameblo.jp/piyopiyostaff/