成長著しい若いチーム、記録更新を狙う
元旦は駅伝チームをテレビで応援しよう!
もうすぐお正月!
お正月といえば、駅伝。1月2日、3日の箱根駅伝をコース沿道に見にいく人も多いでしょう。
でも、今度のお正月は、元旦のニューイヤー駅伝にも、ぜひ注目を。
ニューイヤー駅伝は、全国の実業団チームから、各地の予選会を勝ち抜いた強豪が、群馬県庁をスタートゴールに、7区間100kmの上州路でタスキを繋ぎます。今年出場するのは41チーム、その中に、4年ぶりに藤沢の実業団チーム・プレス工業陸上競技部チームが加わりました。
選手の練習コースである境川沿いの練習コースを、12月下旬に訪ねました。
自身も、監督として初めて本戦を戦う下里和義さんは、この日も選手の伴走とサポートを行います。
「ニューイヤー駅伝を経験したことのない選手がほとんどの若いチームです。みんな気合が入っていて、本番を楽しみにしています。先日最後の強化合宿も終え、チームの調子は上々です。これまでのプレス工業の最高順位は21位ですが、今回はなんとしても10番台を目指したいですね!」
本番まで10日あまり、この日の練習内容は,コンディションと走りの確認、調子が良いからといって、速く走りすぎるのもダメなんです。
「ニューイヤー駅伝では予選会より距離も伸びるし、今回から区間距離が変更になったため、それに合わせた選手の区間配置には苦心しました。目標達成のためには1区、2区で先頭にいることが理想で、そのためにエース格を配置する予定です」(下里さん)
区間距離は最長21.9km(2区)から最短7.8km(4区、外国人区間)まで。選手は想定される区間に合わせた練習を行います。この日の練習に参加したのは5人、本番に向けてそれぞれのメニューをこなします。いずれの選手も、指名されれば走れる状態に準備しているようです。
キャプテンの滋野聖也さんも、今回初めてニューイヤー駅伝を走ります。
「先日の合宿で、チーム全体として良い練習ができました。自分自身としても、ここ最近では一番良いコンディションです。私は今27歳ですが、新入部員や若手が今年試合で結果を出していることもあり、若くて成長が楽しみなチームだと思います。これまでの12月の過ごし方を振り返ると、やはりニューイヤー駅伝に出場するのとしないとでは、まったく違いますね。みんなが切磋琢磨し高め合って、意識も高まっていると思います」
前年まで制限されていたコース沿道での応援が解除され、プレス工業社内からも工場から応援団がバスで現地に駆けつけることに。久しぶりの自社チームの快走を目にしたいと、予想を超えて参加者が集まっているそうです。
毎年1月に行っている市民ランナー向けランニング教室も、募集開始日に定員締切になり、キャンセル待ち状態。ニューイヤー駅伝出場で応募が殺到したようです。常連の教室参加者の方たちから、応援の垂れ幕も贈呈されたとか。
「応援してくれている人たちの期待に応えていきたいですね。私たちが走る姿を見てもらい、子どもたちが将来陸上競技を目指すとか、藤沢のスポーツ振興にもつながっていくと思うんです。神奈川県内唯一の男子実業団チームとして、次世代に繋げていく、重要な役割も担っていると思います」(滋野さん)
aiccoも、新春は駅伝ざんまいになりそうです。
2024年ニューイヤー駅伝の放送は、以下のとおり。
・2024 年1月1日(月・祝) 9 時 15 分スタート
(TBS系列:放映時間 8時30分~14時30分予定)
プレス工業陸上競技部HP
https://www.presskogyo.co.jp/club/